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台北市内の夜景
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私の始めての海外旅行は沖縄でした。あの時那覇で一番賑やかな国際街を散策したとき、「台湾とあんまりかわらないなぁ」と思いました。沖縄は東京に行くよりも台湾の方が近いですから中国文化の影響を受けているのでしょう。その後、本土に行ってから台湾と日本の違うところを感じました。

台湾は終戦までの50年間日本の国土の一部でもあったことから、互いに様々な影響を受けていると思います。一番分かりやすいのは食生活でしょう。中国人ならば刺身はあまり食べませんが、台湾では人気の一品です。味噌汁や寿司は町のあちらこちらにあります。台湾の味噌汁は味噌湯(ウェ.ゾン.タン)といいます。日本のものよりしょっぱくなく、甘いです。台湾の寿司も日本のものとはちがっていて、太巻きのようなものです。つまり刺身が入っていない(のっていない)ものが主流です。

ですが、このくらいの違いは序の口で、同じ名前なのに違うものがあります。例えばラーメン。日本でラーメンといえば「中華料理」と思われていますが、台湾で日本でいうラーメンを食べるなら日本料理店に行きます。台湾のラーメンは日本のうどんを細くしたようなもので、小麦粉で作ったものです。

日本の「饂飩」はうどんですが、台湾で同じ漢字の「饂飩」の意味は日本でいうワンタンになります。台湾のうどんは「烏龍麺(ウ.ロン.メン)」です。

一番間違いやすいのはおそらく「てんぷら」と「おでん」でしょう。台湾のてんぷら(甜不辣、テンブラ)というのは、なんと日本のおでんなのです。ちなみに台湾のおでんは「黒輪(オレン)」といいます。

「じゃ日本のてんぷらは台湾でどやって食べるの?」と疑問をもたれた方。日本料理屋さんでしたら、「天婦羅」と書いてありますからご安心下さい。発音も同じでてんぷらです。

日本料理屋さんでない場合、「てんぷら」と言うとおでんが出てくるので要注意です。台湾のおでんが食べたい場合は中国語で「黒輪(オレン」と注文すれば間違いなしです。

ちなみに私も日本でワンタンを食べたくて「饂飩」を注文し、うどんが出てきてびっくりしたことがあります。

どうしてこんな勘違いがおこったのでしょうね。

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