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台北市内の夜景
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『新娘車隊』

私の10年近く乗っている車の運転席のオートウィンドウが、3週間前に壊れてしまいました。仕事で忙しくて、修理の時間がなかったのですが、やっと先週の土曜日に修理ができました。
整備場から出て、しばらく洗っていなかった車を、自ら洗車して、ワックスをかけました。いつもは、黄ばんでいるシトロエンのXantiaが、珍しくきれいな白になりました。

日曜日の朝のことです。隣の友人が、突然、私のところに助けを求めに来ました。なんだか、彼らの新娘車(シン.ニュ.チャ、台湾語)が、急に故障したらしく、私の車を借りに来たのです。
「それは大変だ!協力しなくっちゃ!」と思いながらも、ちょっと自信がなくて、「本当に私のおんぼろ車でもいいの?」と確認しました。友人は「もう時間がないから、余計な話をやめて、さっさと車を出してよ!」と大きな声で私に言いました。

結局、入手してから一回も新娘車になったこともない私の車が、急に新娘車になりまして、新郎、新婦を乗せて結婚式場へ向かいました。

台湾の結婚式に欠かせないのは新娘車です。新娘は中国語の花嫁のことです。新娘が乗っている車は新娘車です。結婚式の日に、必ず偶数、普通は6台の車で構成している新娘車隊に、まず、新郎が新娘車に乗って、花嫁の家へ迎えに行きます。そして、花嫁を乗せてから、結婚式へ行きます。
結婚式なので、良い時間に花嫁の家に到着しなければなりません。そして、結婚式の式場にも、もちろん良い時間に到着しなければなりませんので、時間厳守がかなり重要です。
普通は、新娘車隊の構成は、新郎の友人の車を集めて、そして、新娘車隊の中に一番高級の車が新娘車になります。ですので、新娘車になれるのは、ほとんどの場合、マセダスやBMWなどの高級車です。

今回の新娘車は、新郎が3年前に購入したばかりのBMW520だったのですが、出発直前に急に故障してしまいました。ちょうど私の車が同じ駐車場にありましたので、偶然に新娘車になりました。

こちらでは、いろいろな新娘車をみることができます。
http://www.mycs.com.tw/big12.htm
(中国語ですが、写真が見れます)

しかし、私の車が新娘車になったのが、突然のことでしたので、なんと!記念写真を撮ることが忘れました。
悔しいかぎりです…

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