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台北市内の夜景
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▼睡午覚

さて、台湾のなぞなぞのひとつなのですが、
「学生時代は嫌いだけと、社会人なってから欲しいことは何でしょう。」
というのがあります。

その答えは「睡午覚(スエ.ウ.ジャウ)」、つまり昼寝です。

台湾高校までの学校は、毎日の昼休みは約一時間から1時間半ぐらいあって、その中の20~30分ぐらいの昼寝が強制的に実施していケースが多いです。学生時代は昼寝が嫌いですが、社会人になってから、昼休みは殆ど一時間以内しかないので、昼寝はあまりとれません。でも仕事が忙しいので、ちょっとひと休みが取れるとうれしいので、「社会人なってから欲しいこと」と言われています。

なぜ台湾の学校は昼寝を強制的に実施する例が多いかと言うと、まず台湾は暑いからです。特に夏になると、5月から9月までは毎日34度以上になります。高校生までの学生は、特に運動量が多いので、体力の消耗も多く、受験勉強の為に、睡眠不足の生徒も多いことから、毎日2~30分の昼寝すると健康的と言うことで実施しています。
もう一つは、正午は一日中で一番暑い時なので、生徒たちがこの時間に外で活動すると、午後にその疲れが溜まって、授業中の集中力が弱くなってしまうからと言う理由で実施しています。

昼寝という習慣があるのは台湾だけではなく、暑い地域の南アジアや南欧や中南米は社会人、会社まで、昼寝の時間を確保しているそうです。台湾の南部地方の企業も、昼休みの時間は北部の企業より長く、一時間以上となっています。その中には、2時間昼休みのある企業も珍しくはありません。
ですから、台湾の南部地方、例え高雄や台南にある企業と連絡する時には、12時から1時半までの間には避けた方が良さそうです。

また、この強制的な昼寝の制度は、殆どが高校までですが、軍の学校は、大学部までそのまま残っています。そして、台湾は徴兵制ですので、正式な軍人になる前に、二ヶ月間、新兵訓練中心という学校のような部隊で軍事訓練を受けます。その時にも強制的な昼寝の制度があります。
これは、私が新兵訓練中心にいた時に、非常にありがたかったことです。それは、新兵の訓練は非常に体力が必要だし、新兵訓練中心に入る前に、あまり運動していなかったので、午前中の訓練だけで、とても疲れます。だから、昼寝は非常に助かりました。日本の厳しい会社生活に頑張っているあなたも、今日から昼寝してみたらいかがですか(笑

それでは、また来週(^o^)/~~~

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