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『五分仔火車の旅』
五分仔火車というのはなんでしょうか。
まず火車(ヘ.チャ)は台湾語の汽車のことです。汽車と言うのは蒸気で駆動する車の意味で、火車は火で駆動する車の意味です。
五分仔(ゴ.フン.ア)は台湾語で、約半分ぐらい小さくなっているという意味です。合わせると五分仔火車(ゴ.フン.ア.ヘ.チャ)は、普通の鉄道の半分ぐらい小さい汽車のことです。
軌道の距離は標準の1435mmと比べて、762mmの狭い物ですので、五分仔火車と名付けています。
台湾の五分仔火車の鉄道は、ほとんど終戦前の台湾の製糖会社が建設したものですので、糖鉄ともいいます。製糖業者以外は、台湾の製塩会社もありますが、今もう存在していません。
石炭の開発業者も五分仔火車を利用していますが、それは各会社独立のシステムですので、そんなに有名ではありません。
終戦時の台湾全土の糖鉄の総延長は約3000キロ以上がありました。そして、各路線はほとんど直通してましたので、台湾の台中から、台湾一番南の屏東まで行けました。当時の製糖産業に大きな貢献をしていたと共に、路線によって旅客運送のサービスも提供していましたから、台湾、特に台湾の中南部の人々の重要な交通手段となっていました。
1970年代から、道路の建設の完備と台湾の製糖産業の低迷と同時に、糖鉄が続々と廃線となり、糖鉄の旅客運送は1982年で終了しました。今の糖鉄はほとんど廃棄状態となっています。
現在、台湾の中南部の四十歳以上の人は、五分仔火車で通学する思い出がある人がかなり多いのですが、糖鉄の旅客運送は1982年で終了と同時に、糖鉄を乗ることが不可能となってしまいました。
2001年から、終戦前の大日本製糖株式会社が建設したの南台湾の台南県の烏樹林(オ.チュウ.ナー、台湾語)糖場が、昔の糖鉄の施設を利用して、観光用の五分仔火車の運行が再開としました。
その後、2004年に同じ台南県の新営糖場の観光五分仔火車の運行も始めまりました。もちろん、たくさんの人気が出ています。
興味がある人は、是非、乗ってみたらいかがでしょうか?
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『清明節のパート2 ゆで卵』
先週の話の続きです。
台湾の主な年中行事の日程は、殆ど旧暦に基づいて決められています。例えば、三大年中行事のお正月(旧暦の一月一日)、端午節(旧暦の五月五日)と中秋節(旧暦の八月十五日)が旧暦です。
但し、清明節は旧暦ではありません。つまり、月の周期で決めているではなく、太陽の周期、つまり西暦で決まられています。
清明節というのは、二十四節季の一つです。二十四節季ということご存知でしょうか?
二十四節季の中では、「春分の日」と言えば、日本の読者の皆様も、ご存知でしょう。清明節は春分の日から十五日目です。春分と清明節どちらでも二十四節季の中のものです。
そして、殆どの中国人はこの日にお墓参りをします。
先週もお話ししましたように、清明節のお墓参りは、自分の祖先に年に一度のご挨拶をします。“食”をとても重視している中国人は、お墓参りのときにも、沢山の食べ物を持っていき、祖先のお墓の前に並べて、お供えします。そして、昔からの習慣で、この沢山の食べ物の中に必ず「ゆで卵」があります。
このゆで卵は二つの意味があります。
まずは食べ物として、お墓の前に並べて、祖先にお供えします。お墓参りをしてから、ゆで卵を家族の全員に配って、殻を破ってから、みんなで食べます。
但し、このばらばらしていたゆで卵の殻を、持って帰るのではなく、お墓の上に置きます。
実はこの行為は深い意味があるんですよ!
ご存知のように、鳥は卵から生まれます。つまり、鳥の新しいの生命は、卵から生まれるということです。お墓参りに行った皆さんも、このお墓に眠っている祖先がいたから、この世に生まれることが出来たのです。
ですから、祖先のお墓の上に、ゆで卵の殻をおくことが、自分達の命が、このお墓から生まれたことを象徴することで、祖先の深い思いを表すのです。
ちょっと理解しにくいかもしれませんが、こういう話なのです。
それでは、また来週。
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☆★春巻と寒食節
先週土曜日は台湾の「清明節(チン.ミン.ジェー)」でした。昨年の今頃にもご紹介しましたが、日本のお墓参りというとお盆とお彼岸なのですが、台湾では清明節に行い、お墓参りの事を「掃墓(サウ.ムー)」といいます。
なぜ「掃墓」というかというと、台湾のお墓は穴を掘り、お棺を入れ埋めます。土が盛り上がりその形が亀のようなことからお墓のことを台湾語で「墓亀(モン.グー)」ともいいます。この墓亀ですが、放っておくとその上に雑草などが生え放題になり、お墓参りのときに草もしりをするなど掃除をすることから、「掃墓」といいます。
清明節に掃墓を済ませたら、春巻きを食べる習慣があります。本当はこの春巻きを食べる習慣は「寒食節」の日でした。寒食節は清明節の前日です。
その昔中国の戦国時代よりも更に昔、春秋時代に「晋」という国を治めていた晋文公は、介子推という退陣した大臣が隠居していた「線山」という山に清明節の前の日に火を放ち、介子推を追い出そうと試みました。しかし介子推はその場を動かず、とうとう山火事で焼死してしまいました。晋文公はこの事を記念し、清明節の前の日には一切火を使わず、食事も冷たいものを食べたことから、寒食節となりました。
寒食節に食べる代表的な料理は春巻きです。唐の時代になってから、寒食節の慣習はだんだん薄れてゆき、春巻きを食べる習慣だけが清明節にまつわる一連の行事として残りました。
あれ?!春巻きは火を使って揚げる食べ物ではないの?と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、台湾で春巻きとは揚げる春巻きではなく、お米で作った皮で、お肉、もやし、落花生の粉、ニンジン、麺などの食材を包み、そのまま食べます。皆さんが思われる春巻きよりかなり大きいので、大人でも1つか2つでお腹いっぱいになります。
今度台湾にいらした時に是非お試し下さい。
それではまた来週。