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台北市内の夜景
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先週にも紹介しましたが、旧暦の七月は中国の社会では、「鬼月」です。この一ヶ月間に、ほとんどの家族は、それぞれ「普渡」を行います。

台湾には、神様の誕生日や鬼月の普渡のような祭りは、神様や霊を喜ばせるために、祭典中に、布袋戯(ボー.デー.ヒ、台湾語、お人形のオペラ)や歌仔戯(グァー.ヒ、台湾語、台湾語の京戯)などの中国式オペラをやる習慣があります。
このようなオペラは、劇場で行うではなくて、露天で臨時劇場を建てて行いますので、野台戯(イエ.タイ.シー)、つまり、野外の舞台のオペラと言います。

昔、テレビやラジオが普及していなかった時代に、このような野台戯が、人々の主なエンターテンメントでした。私の子供時代に、家の近くに祭典があると、必ず野台戯やるかどうか聞きました。もし野台戯があれば、必ず事前に臨時舞台の前に立って、無料のオペラを見ました。
しかし、時代の流れと共に、このような野台戯は、テレビの番組負けて、あまり人気がなくなってきています。約20年前から、野台戯のちょっと変わった露天劇場が出始めました。
それは電子花車(デン.ズ.ファ.ヂャア)です。

電子花車とは、中型もしくは、大型のトラックに、劇場のような飾りと様々のオーディオ設備を乗せた車です。
もちろん、これらの設備の電力供給するための発電機も付いています。

電子花車は現代劇場のようにファッショナブルで、移動性が良いので、野台戯より圧倒的の人気を集まっています。田舎へ行くと、たまに、風俗ぽっい電子花車の場面も見ることができます。良い悪いは別として、かなり特有の文化とは言えますので、今度台湾来ましたら、忘れずに見学してください。

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