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台北市内の夜景
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「秋が来ました。羊肉炉にしましょう。」

今週から、台北の天気は涼しく成りました。

この前にも紹介したように、台湾の夏は長くて、旧暦の十月にならないと夏が終わりません。先週の金曜日から旧暦の十月になりますので、天気も涼しくなってきました。
涼しいといっても、台湾の北部地方だけです。例えば、台北市の今週の月曜日は18度~21度ですが、台北市の南約300キロぐらいの台南市や高雄市は20度~29度です。さらに南行くと30度を超えます!台湾は日本の九州とほほ同じように面積で、南北の天気がそんなに差がありますので、食材の種類が豊かなのもおかしくはありません。
日本にも食欲の秋という諺がありますよね。台湾の秋も色々の食材がありますので、毎年の今頃になると、なんとなく食べ過ぎて、だんだん太るような気がします。

中国人はもともと秋に進補(ジン.ブ)という習慣があります。進補というのは、冬になる前に、体が冬の寒さに耐えられるように、いろいろな高タンパク質の食べ物を食べることです。進補の食事というのは日本の薬膳のようなものです。その中に一番普及しているものは姜母鴨です。そして、羊肉炉は大昔からの進補の名物です。羊肉炉は漢方薬材の香辛料と羊肉で作った鍋です。今はスーパーにも冷凍食品として販売しています。

台湾の羊肉炉の名産地と言えば、高雄県の岡山(ガン.サン)という所です。
岡山は台湾の空軍のパイロット養成学校の空軍軍官学校があります。台湾の空軍は1949年に中国から移してきた中国の四川省出身の人が多いので、岡山には四川省出身の人がたくさん住んでいます。

四川省の豆板醤と羊肉炉のような鍋料理が有名ですので、岡山もそうなっております。岡山の羊肉炉の店はあちこちありますが、その中に450年以上の店が、一番 人気が集まっています。例えば、徳昌羊肉という店の羊肉炉と羊骨湯(羊の骨の出しスープ)が毎晩満席なるほど人気集めています。

今度来ましたら、試してみたらいかがでしょうか。

 

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