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台北市内の夜景
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『北部濱海公路の散策』

読者の方から「台北から淡水、九イ分、そして野柳へ行く途中に富貴角の富基漁港にも寄ってみたいのだけど、大丈夫?」というお問い合わせを戴きました。
東京のようにバスの本数が多く、また観光地を廻るバスがあれば不可能ではないでしょう。台湾にも「はとバス」のようなものがなくはないのですが、残念ながらそれほど便利ではありません。

台湾の地図をご覧になればおわかりになると思いますが、台北市から淡水、富貴角、野柳、基隆、そして九イ分に行くと、丁度台湾の北端部を一周廻るようになります。
淡水~九イ分の海辺までの道路は、台湾の三大観光濱海公路の一つ、北部濱海公路の一部です。濱海公路というのは、日本でいう臨海道路のことで、台湾ではとても人気のある観光スポットです。ですが、台北市からのバスが少なく、その上3,4回乗り換える必要があります。
途中にある野柳には有名な海浜公園があります。ここには「女王様の頭に似た石」をはじめ様々な「怪石」がありますので、2,3時間掛けて見てみる価値はあります。
九イ分というところは新潟の佐渡のように昔は金鉱が有名でした。現在は閉鎖され、有名な観光名所です。ここには日本の領地時代から2、30年の後に金鉱が閉鎖されるまでの歴史をたどることが出来ます。ここでも2,3時間かかってしまいますね。

ということで台北市~淡水~富貴角~野柳~基隆~九イ分を一日で廻ることは、移動時間とバスの待ち時間を考えるとかなりハードだと思います。
もしお時間があるのならば、この旅には2日間掛けることができればとおもいます。

まず一日目。台北~淡水に向かい、台湾の本土一番北にある富貴角へ行って、富基漁港の豊富な海の幸を堪能。その後野柳へ行って、有名な「女王様の頭」を見学しましょう。温泉がお好きな方であれば、ちょっと戻って金山というところに泊まればいいと思います。リゾートホテルがいい人なら翡翠湾という所に五つ星のリゾートホテルがあります。もしくは基隆まで行くと、夜の中正公園には博多に負けない程の夜景が待っております。

さて翌日。更に南へ向かい途中で基隆の港と古い建物をたくさん見物する市内観光はいかがでしょ。その後市内の混雑を抜けると、先週紹介した碧砂魚港に出ます。それから更に南に行くと金瓜石に着きます。ここは大きな銅と金の生産工場の跡があって、九イ分から届いた原石がここで金と銅に精錬されていいました。そして金瓜石の金鉱産業の歴史を見てから、九イ分で太平洋戦争時代を偲び、それから瑞芳へ行けば、電車がありますので、ここから一時間あまりで台北へ戻れます。このような旅はいかがでしょうか。

記念写真も忘れずに。

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