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『台湾の高速道路の料金所の問題と噂の抜け道!?』
台湾の高速道路の料金所は日本の高速道路の料金所とは違うところにあることを知っていますか?
日本の高速道路の料金所は各インターの入り口で計算カードを受け取って、高速出るときに、通行料金を精算する仕組みになっていますが、台湾の場合は、インターの入り口には料金所がなく、東名高速道と首都高速の接続するところにある料金所のように、高速道路の途中に料金所が設置されています。
つまり、高速道路を30~40kmくらいに走るとゲートのような料金所があって、乗用車なら40元(約120円)払って、その先を走ることができます。料金所、ガソリンスタンドや郵便局で、10枚綴りの回数券と100枚綴りの
回数券を販売してます。現金ではなく、この回数券を1枚渡して通行することも可能です。
このような料金システムは少なくとも2つの問題があります。まずは、料金所は高速道路の途中にあるので、料金所の前で一旦スピードを落とさなければなりません。ラッシュの時間帯ではいつでも交通渋滞になってしまいます。
もう1つの問題は、公平性の問題です。各インターから料金所までの距離が異なるのですが、1つの料金所を通れば同じ料金を払わなければなりません。例えば、台北の一番北のインターから高速を乗って、30キロ強を走ると料金所があります。しかし、一番南のインターから高速道路に乗ると、僅か5・6キロで料金所があるのです。これは、かなり批判されています。
最近、特に台湾の第二高速道路には、このような問題に対して、抜け道があります。実は、台湾の第二高速道路の中部路線は殆ど山間部の田舎に通過しています。このようなところは、もともと交通が不便で、現地の住民は短距離でも高速道路で移動します。
しかし、一度高速道路に乗ると、すぐ料金所と通らなければならないような例もあるので、現地の住民からの反発が多発してます。
そこで、例えば、第二高速道路の下り方面のある料金所の場合、料金所のすぐ前に高速道路局の公務専用の細道があり、そこから一旦高速降りることができます。そして、料金所の後にすぐインターがあって、そこから再び高速道路戻ったら、
通行料金なしで高速道路を利用できます。
但し、このような細道には、基本的に警察がいて、現地の人ではなかったら、罰金が取られることもあり、利用できません。でも、いつも警察がそこにいる
わけでもないですので、噂の料金所バイパスとなっています。
日本高速道路では絶対無理でしょうね。