忍者ブログ
台湾をはじめ、中国、韓国から現地の旬の情報や身近な話題をお届けします。
台北市内の夜景
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

読者の方からの質問がありました。とても嬉しいです!

しかし…、
質問に対する答えは、「ちょっと恥ずかしい…」です。

今回の質問は、

「MRTに乗って北投というところの温泉に行きました。新北投という駅だったと思います。何時に電車が来るんだろうと待っていてもなかなか来なかったので、時刻表を探しましたがありませんでした。それから、普段は不思議なくらいとっても親切な台湾人ですが、車に乗るとモラルが低下するようです。なぜでしょう」
と言う2つの質問です。

まず、台北市のMRT、東京の地下鉄のようなものは、時刻表はありますが、各駅の始発と終発の発車時間しか決められていません。その以外の時間帯は、確かに時刻表がありません。
例えば、北投というところの温泉に行くなら、淡水線を利用します。台北市の市内から北投へ行くのMRTはやく5分から10分の間隔で運行しています。そして、北投から温泉がある新北投までへ行くのMRTはも10分から20分の間隔で運行しています。
台北市のMRTは利用者に公開しているの時刻表はありませんが、実は、従業員に向けの時刻表は確かにあったと思います。

「あるなら公開すればもっと便利なのに!」
と思うかもしれません。

しかし、問題は、台湾のMRTのような交通手段はごく最近出たばかりので、利用者のマナーがまだまだなのです。
例えば、東京の山手線は定刻運転のために、発車の時間になるとドアを閉めます。また、乗り遅れの利用者も文句は言いません。
だから、定刻通り運転できます。
一方、台湾の場合、このようなことはできませんので、時刻表を公開しても、結局定刻運転ができなくなります。そうすると余計に文句を言われますので、公開ができないのです。

つまり、MRTの時刻表がない原因は、台湾の利用者の排隊(パイ.デイ・順番に上下車の習慣)が薄いからのです。

では、なぜ順番上下車の習慣が薄いのかと言うと、さきほど言ったように、台湾のMRTのような交通手段はごく最近出たばかりので、利用者のマナーの養成はまだまだだからです。

近い将来には、きっとなんとかなるでしょう。

PR
COMMENT FORM
NAME
URL
MAIL
PASS
TITLE
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
忍者ブログ [PR]
"No Name Ninja" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.