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台北市内の夜景
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『集集線之旅』

仕事の関係で台湾の中部地方の二水という所へ行きました。
二水は台湾中部地方の典型的な農村ですが、数年前から台湾の支線之旅が人気を集めて、ここにある駅がその始発駅として有名となってきます。支線之旅、つまり第三セクターの鉄道の旅です。

台湾には、今現在、旅客運送を提供している支線は僅か三つしかありません。それは台北の東北にある平渓線、新竹の内湾線と台中の南にある二水駅が始発の集集線です。
集集線は、旅客運送のために建設したわけではなく、1919年、当時の台湾総督府が台湾中部の供水と発電のための日月潭(水辺の檀、湖の意味)の建設材料を運送するために建設した鉄道です。

1922年の1月15日完成しました。日月潭の建設が完成してから、工事用の鉄道から貨物旅客の運送が主流となって、沿線住民の生活がとても便利になりました。

1958年、この鉄道と平行している道路が完成してから、鉄道の重要性が少なくなり、80年代に入ってから赤字に転落しました。
1986年に鉄道当局は集集線の廃線を決めましたが、現地の人と鉄道の愛好家のからの反発がでました。ちょうどあの頃、台北地方の淡水線(今のMRT、つまり台北市の地下鉄の淡水線と同じ路線)の廃線する前に、毎日数万人以上の観光客が出て、鉄道当局に大きな利益を貢献したことの経験で、集集線は廃線寸前の第三セクターの鉄道から、観光鉄道と変身しました。

しかし、1999年9月21日の朝、台湾の中部地方で、集集線と同じ名前の大地震が発生して、集集線が寸断しました。これで集集線の廃線の提案が再び当局から出ました。

幸い、政府は沿線の観光事業の再建のために、集集線の再建を決めました。
2001年の1月21日、再建が完成して、集集線は再び台湾の観光名所になりました。今度台湾へ来ましたら、一度お試しください。

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