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台北市内の夜景
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『清明節は時間厳守』

今週の土曜日は中国の清明節です。
台湾の殆どの人々はこの日にお墓参りします。

台湾はご存知のように、基本的には中国からの移民の社会ですので、中国の各地の習慣が殆ど台湾で見えます。一般的に、お墓参りは清明節に行いますが、数多いの客家人は昔から清明節ではなく、お正月にお墓参りをします。

どちらとしても、お墓参りは必ず家族全員を揃ってから、同時にお線香あげることが必要です。
もし家族の中に、誰かが遅刻したら、他の人は必ず遅刻した人が着くまで待ちます。しかし、基本的に、遅刻する人はいません。なぜでしょう。

実は、中国人にとって、お墓参りという行動は、いくつかの意味があります。

まず、もちろんですが、自分の祖先に年一度のご挨拶です。そして、中国人は、お墓参りしたあとの一年間、祖先から、家族の全員に良い運をいただけると信じでいます。
特にお金関係の良い運は、先にお線香を上げる人が掴むことが出来ます。そして、遅刻した人は、良い運ではなく、悪い運になることもあり得ると信じています。
ですから、清明節のお墓参りする時間は、家族全員が事前に決めて、皆は全員集合してから同時にお線香をあげるのです。
そうしないと、家族同士が喧嘩になってしまうかもしれません。

但し、この習慣は年一度の清明節もしくは客家人のお正月のお墓参りだけです。
それ以外の時期なら、特に制限はありません。

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