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帥哥と辣妹
以前、人を呼ぶ時の敬称、「称謂」のお話で、男性だったら、「○○先生」と呼びます、とご紹介しました。
http://ajiatayori.blog.shinobi.jp/Entry/134/
ですが、これは正式な「称謂」で、たとえばアメ横のようなところで、店のおじさんが、「ちょっとお兄さん!」などと呼ぶこともありますよね。
台湾にもこのような習慣があり、「称謂のパート2」でご紹介しましたが、「大哥」と呼ぶことも多いですが、「帥哥(スアイ.ゴー)」と呼ぶほうが主流となっています。
http://ajiatayori.blog.shinobi.jp/Entry/135/
「帥哥」という言葉を説明しますと、「帥」というのは「格好良い男性」のことで、「哥」は自分よりも年が上の男性のことです。「帥哥」を直訳すると、「格好のよいお兄さん」ということですが、ちょっと洒落た感じで「ハンサムボーイ」といったところでしょうか。男性ならば、ハンサムで格好いい、といわれたら嬉しいですよね。
それでは、女性の場合は?となりますが、女性は若く見られるのが嬉しいですよね。ですので、年下を意味する「妹」と言うべきでしょう。
台湾には、ファッショナブルもしくはちょっとセクシーな格好を「辣」といいます。これは英語の「スパイシー」が語源となった俗語です。ですから女性に、「辣妹(ラー.メイ)!」と呼びかける声をよく耳にするでしょう。
でもご注意下さい。
「辣妹(ラー.メイ)」は人によってセクハラと感じると方もいます。「辣」がスパイスという意味で、「妹」が若い女性を意味するということは・・・そうです!「辣妹」の由来は、一時期世界中の少女を魅了した英国女の子バンドの「スパイスガールズ」なのです。
ですから「ヘイ!そこのスパイスガール」なんて声をかけられて、喜ぶ10代はいるかもしれませんが、「ふざけるな!」と思うもうちょっと年上の方もいますよね。
こういうときならばやはり、「小姐」で呼ぶのが無難だと思います。
それではまた来週