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台北市内の夜景
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台湾灯会と日月亭と昭和天皇 

2月15日は元宵(イェン.シアウ)です。元宵の夜には動物や歴史上の有名人をかたどった提灯を町中に飾り、花火を上げてお正月の最後を盛り上げます。市民が開催する「南蜂砲北天」のほかに、中央政府主催で行われる「台湾灯会」もかなり見応えがあります。

ところで台湾灯会はその昔「台北灯会」と言われていました。もともとは中央政府が首都である台北市の蒋介石記念堂広場で開催していた灯会でしたので、「台北灯会」と名付けられていました。
今から3年前のこと、政権が交代し陳総統の支持のもと、観光促進のために台北市のみだけでなく、他の都市でも催すようになりました。開催地は毎年変わり、名前も「台北灯会」から「台湾灯会」に変わりました。
1908年、基隆から高雄の間に鉄道が完成しました。そのころ台湾は日本の統治下にあり、台湾総督府は完成式典用会場のため「日月亭」を建設し、その時の皇太子、後の昭和天皇が訪台し、式典に参列しました。この歴史を知る台湾人はそう多くはありません。

読者のみなさんもご都合があえば今年の台湾灯会に参加され、95年前の歴史に思いをはせてみるのは如何でしょうか。

それではまた来週

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