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台北市内の夜景
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 『称謂 パート2』   

先週、手紙を出すときの称謂を紹介しまいたが、今週は実際に会って会話をするときの称謂についてご紹介しましょう。

先週も話したように、男性だったら苗字の後に「先生」をつけますが、女性の場合は既婚者、未婚者での区別が必要です。まず独身の女性でしたら、苗字の後に「小姐」をつければいいです。結婚している女性で旦那さんの苗字がわかれば、旦那さんの苗字に「太太」を付けて呼びます。例えば旦那さんが「林」さんで、奥さんが「頼」さんでしたら、「林太太」、つまり林さんの奥さんと呼びます。ですが、「頼小姐」と読んでも構いません。もし若い奥さんでしたら、「小姐」と呼ぶほうがいいかもしれません。ちなみに台湾・中国では結婚しても女性の苗字は変わりません。
これも一般的な呼び方ですが、相手が20歳以上も年上であるならば、男性ならば苗字なしで「伯父(ボー.フー)」、女性ならば「伯母」と呼べばいいでしょう。しかし、第三者に紹介するときにはちゃんと苗字をつけて下さいね。

また、相手と自分がとても仲が良い事を表現したいのならば、年上の男性ならば「大哥(ダーゴー)」、日本語で兄貴の意味で呼び、女性なら「大姐(ダーゼイー)日本語で姉の意味で呼ぶのがいいでしょう。年下の男性ならば「老弟(ラウ.デイ)」、かなり年下ならば小老弟(シャウ.ラウ.デイ)と呼びます。

ちょっとややこしくて慣れていない皆様には難しいかもしれないですね。そこで、台湾ではもっと簡単な方法があります。
それは、日本語で読んじゃえばいいんです。苗字の後に「さん」とつけて読んでも通じます。例えば、性別問わずに、林さん、陳さん。或いは簡単な区別で、「先生」「小姐」と呼べばいいのです。これは勿論中国語ですが。例えば、林先生、陳小姐。自分より10歳以上年が上の方には苗字なしで「おじさん」、「おばさん」と日本語で呼んでも大大丈夫です。

ですが、これは台湾のみで通用する裏技です。お忘れなく。

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『称謂』

「手紙を出すときに、相手が女性の場合と男性の場合、また性別が分からない場合、どのような敬称を使えばいいの?」というご質問を戴きました。日本語の場合「様」と書けばよいのですが、台湾では勿論「様」を書いても通じません。

まずは封筒の宛名ですが、相手が男性の場合は先生(シェン・スン)と書きます。中国語の「先生」は英語の「Mr.」のことです。
女性の場合、2通りあります。まず若い女性の場合は「小姐(シャウ.ゼイ)」とします。「小姐」は若い女性という意味です。またご年配の方の場合女士(ニウ.シー)の方がよいでしょう。年齢が分からない時は、「小姐」が安全です。

さて、問題は相手の性別がわからないときですが、「先生」と書けば問題ありません。というのも中国語の「先生」は2つの意味があり、日本語のように社会的地位が高い人への尊称でもあります。ですから女性を「先生」と呼んでも失礼ではありません。ですがこの頃では「先生/小姐」と書くのが主流になっています。

ここで例外をご紹介します。まず、相手が小学生くらいまでの子供でしたら「小朋友(シャウ.ポン.ヨウ」、中学生・高校生の場合は「同学」と書くのがよいでしょう

「先生」「小姐」「女士」のような敬称は中国語で「称謂」といいます。
手紙に書く書き出しも同様な称謂を使うのですが、普通フルネームで書くのは失礼と思われることがありますので、苗字だけにしましょう。

 

 『安親班』

あなたの子供は、学校終わりましたらどこへ行きますか?
高校生なら進学の準備のために塾へ行く子のが多いかも知れませんが、小学の生徒たちはそのまま家へ帰るのが普通かもしれません。

台湾の小学生は、学校終わると、安親班(アン.チン.バン)へ行く割合が、ある調査で、都会の場合は六割以上、平均で五割近くとなっています。
安親班というものは、塾に似たようなものですが、進学の入学試験のためではなくて、学校が終わっても、家へ戻れない生徒たちを、親の代わりに面倒を見るための組織です。
中国語で「班」とは塾や組織の意味があります。安親班の文字から見ても、親を安心させる組織ということになります。台湾の社会、特に都会では、20~30年前から夫婦共働きをしているのが当たり前となっています。サラリーマンやOLの退社時間がどんなに早くても、午後の5時以降です。そうすると帰宅の時間はどうしても6時前後となります。
しかし、学校は、特に小学校の場合は、12時や午後4時ぐらいに授業が終わります。ここで問題が発生します。子供の帰宅時間と親の帰宅時間が一致していないで、この間だらかが、子供の面倒してくれないと危険です。このような社会情勢の中、安親班ができました。

安親班の授業内容は、ほとんど親の代わりに子供を面倒することですので、まず学校の宿題をちゃんとやらせるための指導です。そして、授業の復習です。
このような勉強以外に、お絵描き、音楽やパソコンなどの授業をやることも、各安親班の特長として挙げられます。
台湾には、安親班があるので、親は6時まで、会社で仕事することが可能となります。必要がありましたら、安親班は9時まで子供の面倒してくれますので、台湾の社会に欠かせないものと言っても過言ではないでしょう。

ところで、日本には安親班ありますか?

 『台湾の高速道路の料金所の問題と噂の抜け道!?』   


台湾の高速道路の料金所は日本の高速道路の料金所とは違うところにあることを知っていますか?

日本の高速道路の料金所は各インターの入り口で計算カードを受け取って、高速出るときに、通行料金を精算する仕組みになっていますが、台湾の場合は、インターの入り口には料金所がなく、東名高速道と首都高速の接続するところにある料金所のように、高速道路の途中に料金所が設置されています。

つまり、高速道路を30~40kmくらいに走るとゲートのような料金所があって、乗用車なら40元(約120円)払って、その先を走ることができます。料金所、ガソリンスタンドや郵便局で、10枚綴りの回数券と100枚綴りの
回数券を販売してます。現金ではなく、この回数券を1枚渡して通行することも可能です。


このような料金システムは少なくとも2つの問題があります。まずは、料金所は高速道路の途中にあるので、料金所の前で一旦スピードを落とさなければなりません。ラッシュの時間帯ではいつでも交通渋滞になってしまいます。
もう1つの問題は、公平性の問題です。各インターから料金所までの距離が異なるのですが、1つの料金所を通れば同じ料金を払わなければなりません。例えば、台北の一番北のインターから高速を乗って、30キロ強を走ると料金所があります。しかし、一番南のインターから高速道路に乗ると、僅か5・6キロで料金所があるのです。これは、かなり批判されています。

最近、特に台湾の第二高速道路には、このような問題に対して、抜け道があります。実は、台湾の第二高速道路の中部路線は殆ど山間部の田舎に通過しています。このようなところは、もともと交通が不便で、現地の住民は短距離でも高速道路で移動します。
しかし、一度高速道路に乗ると、すぐ料金所と通らなければならないような例もあるので、現地の住民からの反発が多発してます。

そこで、例えば、第二高速道路の下り方面のある料金所の場合、料金所のすぐ前に高速道路局の公務専用の細道があり、そこから一旦高速降りることができます。そして、料金所の後にすぐインターがあって、そこから再び高速道路戻ったら、
通行料金なしで高速道路を利用できます。

但し、このような細道には、基本的に警察がいて、現地の人ではなかったら、罰金が取られることもあり、利用できません。でも、いつも警察がそこにいる
わけでもないですので、噂の料金所バイパスとなっています。

日本高速道路では絶対無理でしょうね。

網珈

網珈(ワン.カー)というのは、網路珈琲(ワン.ルー.カー.フェ)の略語で、インターネットカフェの事です。日本にもありますが、台湾では広く普及しています。
パソコンを購入する理由として、インターネットを楽しみたいというのが、一番多いかと思いますが、台湾には「ゲームがしたい!」というのも負けないくらいパソコンを購入する重要な理由の一つです。台湾ではPS-2の
ようなゲーム端末は高価で、その上中国語のゲームソフトがないことから、PCゲームを楽しむのが主流です。その中でもインターネットゲームはかなり人気があります。

この為網珈人気が盛り上がっています。特に10代の若者の間で大ブレーク。網珈には高速ADSLの通信はもちろん、ネットゲームのソフトも多くインストールされているので、個人でパソコンを持っていたとしても網珈でやるほうが楽しいらしいです。その上、飲み物や軽い食事も取れます。で、いくら??ということになりますが、お客の大半は学生ですからそれほど高くはありません。台湾市内でしたら、だいたい1時間、20元から30元ぐらい(約35円~70円)ほどです。もちろん網珈では、ゲームだけでなくネットもできますから、メールの送受信もできます。

台湾で快適なネット環境をお望みならば、是非ご利用ください。但し、網珈の従業員は殆ど日本語ができません。英語ならなんとかなると思いますが・・

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