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台湾をはじめ、中国、韓国から現地の旬の情報や身近な話題をお届けします。
台北市内の夜景
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『レモン派?生姜派?それともニンニク派?』  


以前紹興酒についてお話しましたが、皆さんは紹興酒がお好きですか?日本人の方では紹興酒がお好きな方が多いようですね。
日本で紹興酒を飲むときは、温めてから飲むの方が多いようですね。人によってはレモンや生姜をコップに入れて飲む方もいらっしゃるようですが、台湾人としてこれは理解し難いものがあります。

台湾では紹興酒は「酸性」とされていますので、更に酸っぱいレモンを入れて飲むということは考えられません。
生姜の場合、生姜の汁を昭興酒と混ぜて、風邪薬として飲む以外は、生姜を入れることは聞いたことがないです。
冬ならば温めて飲むことが多いですが、夏はそのままでレモンや生姜ではなく「話梅(ワ.メイ)」を入れて飲むことが多いです。「話梅」とは日本の梅干のようなものですが、沢山の塩で漬けたものではなく、砂糖で漬けたもので甘く、紹興酒の酸性を中和するので、理にかなっているのかなと思います。

仕事の関係で数年前、日本からのお客さんと台湾の大手PCメーカーの会長さんと一緒に食事をする機会がありました。そのとき、日本人の方に合わせて、まずビールで乾杯し、その後紹興酒を飲み始め、日本人のお客様の為にレモンと生姜も準備していました。
一方、台湾側の会長さんの前には薄くスライスされたニンニクが置いてありました。会長さんは2,3枚それを紹興酒に入れて飲みました。私はこのような飲み方は聞いたことがなかったので試してみました。元々ニンニクは好きなので、おいしいな、と思い、あれから癖になってしまいました。
ここだけの話、私はまったくお酒が強くないですし、紹興酒もそんなに好きではなかったので、普通2,3杯くらいの紹興酒を飲んだら倒れます。でも、ニンニクを入れてに飲むようになってから一回も倒れたことがありません。是非試してみてください。

生姜の場合、老姜の汁を昭興酒と混ぜて、風邪薬として飲む以外は、生姜を入れることは聞いたことがないです。冬ならば温めて飲むことが多いですが、夏はそのままでレモンや生姜ではなく「話梅(ワ.メイ)」を入れて飲むことが多いです。

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☆★Happy New Year!   

新年明けましておめでとうございます。昨年は「From Taiwan」をご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。今年も台湾の慣習、歴史、トレンドなどなど、ご紹介してまいります。どうぞ、よろしくお願い致します。

と、新年のご挨拶を申し上げましたが、ここ台湾でお正月といえば、旧暦のお正月。ですからこれから年の瀬で、市場やデパートが活気づいてきます。
元旦当日は、あちらこちらで爆竹がなり、大賑わいで、除夜の鐘を聞きながら、しみじみと越す日本のお正月とはまた違った趣があります。機会があれば是非真近で見て、肌で感じてみてください。

ただ旧暦元旦の一週間前後は帰省ラッシュで、交通機関は大渋滞になります。
タクシーは大晦日より正月料金になりますので、ご注意下さい。

それではまた来週!

☆★台湾のお正月

いよいよ暮れも大詰め。今年も残り僅かとなってまいりました。お正月の準備に忙しい時期ですね。街中もクリスマスのイルミネーションから、門松・しめ縄が飾られて、だんだんお正月らしくなってきているころでしょう。

台湾ではお正月が2回もありますが、旧暦のお正月が本番です。西暦のお正月はそんなに重要ではありませんので、元旦の一日しか休みません
。旧暦のお正月なら少なくとも旧暦の大晦日から4日まで5連休となります。工場ならば、更に8日から10日まで休みになるのも珍しくありません。

今年は深刻な水不足などいろいろと自然災害に悩まされ、景気もかんばしくなく、明るい話題が少ない一年でしたが、来年は良い年になるよう、元気いっぱい頑張りましょう!

一年間のご愛読ありがとうございます。来年もよろしくお願い致します。
それではまた来年

☆★年賀状とクリスマスカード

来週はもうクリスマス。今年も残すところ、僅かとなってきました。そしてこの時期になると、年賀状の準備も大詰めですね。
一方こちら台湾の「年賀状を出す時期」とは1度ではなく、3回あります。

ご存知の通りクリスマスカードは西洋の習慣ですが、台湾ではその習慣を受け、「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー」をクリスマスカード一枚で済ませるため、クリスマス前に出すのが一般です。しかし、万が一クリスマス前にに出すことができなかった場合、西暦のお正月、いわゆる日本のお正月の前に「ハッピーニューイヤー」だけ書いて、年賀状のみ出すこともOKです。それでもとても忙しく、それさえも間に合わない、ですとか、思いもかけない人からクリスマスカード、年賀状をもらってしまい、しまった!っていうことであれば、旧暦のお正月前に、中国式の年賀状を出しても大丈夫です。

このような滑り止めがあると安心ですね。
皆様に楽しいクリスマスが訪れますように。

Merry Christmas!

『観光魚市』  

「食欲の秋」という諺は食文化が発達している台湾にもあります。

台湾も日本と同じような島国ですから海の幸は豊富で人気があり、新潟にある柏崎や石川の金沢のような観光向けの魚市場は台湾にもいくつかあります。このような魚市場を「観光魚市(グアン.クアン.ュ.シー)」といいます。

観光魚市には海鮮料理屋さんが沢山あって海の幸が盛りだくさん。いろいろな種類の魚介をすぐ堪能できます。もっともポピュラーな観光魚市での楽しみ方は、市場で買った新鮮な魚介を料理屋に持ち込んで、「こうやって食べたい!」と調理方法を指定すれば、その通りに作ってもらうことがでいます。
料金は大体一品100元位(約300円)ですから、安いですよね。なんといっても鮮度は抜群です。食いしん坊にはこれほどの幸せはないでしょう。

観光魚市で一番有名なのは基隆にあるの碧砂魚港です。ここは基隆の港のすぐ隣の漁港ですので、台北から近く、また東北角国立公園への入り口にありますから海外からの観光客も大勢立寄ります。基隆の駅からタクシーやバスで20分ですからなかなか便利なところです。
もっと安くて贅沢な海鮮料理が食べたい!というあなた。台湾本土の最北端にある富貴角の富基漁港へ行けば間違いありません。台北市内からまず地下鉄で淡水行きの電車にのり、終点の淡水で下車します。淡水からはバスかタクシーで約30分で行くことができます。
ここは伊勢海老やカニが有名です。「九孔」という小さなアワビのようなものもここで沢山採れます。値段も碧砂魚港よりかなりお安くなっています。

機会があれば是非行って、伊勢海老、カニ、九孔などの高級魚介類を食べきれないほど買い込んでご賞味下さい。予算は大人4人で2万円あれば十分です。

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