忍者ブログ
台湾をはじめ、中国、韓国から現地の旬の情報や身近な話題をお届けします。
台北市内の夜景
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『駅弁』

駅弁はお好きですか?

日本の駅弁の種類はかなり多いですよね。私が一番印象深いのが横川駅の釜めしです。釜めし弁当はあちこち売っていますが、横川駅で、釜まし駅弁を食べながら、長い上り坂を登る準備中の機関車の整備を見ることは、鉄道ファン兼食いしん坊の私として、最高級の贅沢と思っています!しかし長野新幹線の開通とともに、横川駅へ行く機会がなくなるので、横川駅で正真正銘の釜めし駅弁を買う機会がなくなりました。ちょっと残念な気がします。

台湾の通勤電車以外の列車は今もお弁当売っていますが、ホームで売っている駅弁ではなくで、普通の車内販売のお弁当だけです。それでも、駅弁というものがあります。大昔は色々あったかも知れませんが、今も駅弁という名目で販売し続けていますのは三つしかありません。それは福隆、池上と奮起湖の駅弁です。

福隆駅は、台北から東部の宜蘭へ行く宜蘭線の途中駅で、海水浴場で有名なところです。20数年前の宜蘭線の鉄道が改善する前は、台北から宜蘭までの宜蘭線は単線だったので、台北から宜蘭までは3~4時間もかかりました。福隆駅は、ちょうと宜蘭の海岸沿いから山へ入るところですので、列車はここで待合の時間が長いこともあり、乗客が駅弁を購入時間が十便にあります。
しかし宜蘭線の鉄道が改善と空調付きの列車の主流化、窓があげられなくなるの二重の影響で、福隆駅の駅弁はだんだん人気がなくなり続けています。

台湾の駅弁で一番有名な歴史が長いものは池上駅の駅弁ではないでしょうか。池上、台湾東部の二大都市の台東と花蓮を結び鉄道の花東線にあり台湾東部の小さな町ですが、池上辺りは水が綺麗で終戦前からお米の名産地です。
今から30年近い前の花東線の鉄道はまだ新しくなる前は、台東から花蓮まで6~7時間ぐらいの時間がかかりました。乗客は途中駅の池上の美味しい米で作った駅弁を購入して食べるのを楽しみにしていました。池上の駅弁は終戦前から、池上駅で鉄道員を勤めているある人の奥さんが手作りの駅弁を販売し始めて、今はもう三代目です。
池上弁当の特徴は、木の板で作ったお弁当箱です。もちろん、池上現地出産の美味しいお米も売り物です。

似たようなお弁当も池上だけではなく、あちこち売っています。

PR

☆★台湾のお正月                          │

いよいよ暮れも大詰め。今年も残り僅かとなってまいりました。お正月の準備に忙しい時期ですね。
街中もクリスマスのイルミネーションから、門松・しめ縄が飾られて、だんだんお正月らしくなってきているころでしょう。

台湾ではお正月が2回もありますが、旧暦のお正月が本番です。西暦のお正月はそんなに重要ではありませんので、元旦の一日しか休みません。旧暦のお正月なら少なくとも旧暦の大晦日から4日まで5連休となります。工場ならば、更に8日から10日まで休みになるのも珍しくありません。

一年間のご愛読ありがとうございます。来年もよろしくお願い致します。

それではまた来年

☆夜市★

日本で夜8時を過ぎてから出かけるところといえば飲み屋ぐらいでしょうか。
台湾では、昼間にも負けないくらい、それどころか更に賑やかになる夜市(イヘ.スー)に人々は集まってきます。

「夜市」には2種類あり、一つは日本の屋台村のように屋台がいっぱい集まっているところです。このような夜市は決まった場所で、年中無休、午後5時から午前1時頃まで営業しています。
このような光景は台湾の各地域で見られます。日本の皆さんが良くご存知の「台北華西街夜市」は夜市の代表のようなものです。

もう一つは日本の夏祭のような「夜市」です。食べ物はもちろん、農産物、たたき売り、格安日常生活用品屋、金魚すくいなど、その他ゲームセンターにあるような子供用の電車や飛行機の乗り物など、賑やかなものです。最近パチンコ屋も目に付くようになりました。
このような夜市は大きな都市ではなく、田舎の町に週1,2回、広場や道路を閉鎖して、トラックに積んだ発電機から明かりをとり、夜6時ぐらいから11時ぐらいまで営業し、閉店すると手際よく片付け、翌日の出展場所に移動して行きます。まるでカラスみたいですね。
このような夜市は農村地、特に子供に人気があります。ですが、露天ですので雨が降ると中止になるってしまい、楽しみにしていた子供たちを悲しませてしまいます。

台湾で一番規模の大きい夜市は台湾南部、高雄の北約30キロにある岡山(カン.サン)の夜市です。
岡山は空軍航空学校があり、昔は農産物が豊な土地でした。ここでは、他と変わりのない「夜市」は毎週行われ、旧暦のお正月、中秋の日、端午節の前に午後四時ごろから、町中の道路を閉鎖して、それはそれは大きな「夜市都市」となります。あまりに大きいので、一晩ですべてを見回る事のでいないほど広さです。

日本で夜道を走っていて目に入ってくる光としては、パチンコ屋さんですね。台湾では夜市の明かりが町を彩っています。私の住まいは台北から東南に20キロほど離れている田舎ですが、そこでは毎週土曜日、小さな夜市があり、土曜日になると、我が家の娘は「パパ、夜市やっているよ。行こうよ、行こうよ!」とねだります。

今度皆様も一度行ってみられては如何ですか?

ビニール袋減量政策

台湾西部のある海岸で数年前のことですが、イルカの胃袋からたくさんのビニール袋が見つかりました。これをきっかけに政府は「ビニール袋使用量を減らしましょう」と呼びかけてきました。
その後9月にこの呼びかけが法律となり、政府機関と国営企業からビニール袋の無料配布が禁止となりました。そして欲と1月、「ビニール袋減量政策」が本格的に始動しました。これにより、スーパーマーケット、コンビニエンスストアー、デパートなどでビニール袋の無料配布が禁止されました。

この政策は人々の生活にも大きな影響を及ぼしています。昨年までは買い物をすれば、当然のようにビニール袋が付いてきますから、手ぶらで買い物に行けました。ところが今年からは、買い物に行くならば、必ず袋を持参しなければならず、さもなければ、どうやって買ったものを持って帰ればいいの?!といった具合で大変不便です。
しかし万が一、どうしても袋が必要な場合、有料のビニール袋を購入できますので、買ったものを持ち帰れない、ということはありません。このビニール袋は再利用できる、普通のものより厚いビニール袋です。しかし、環境の為にもやはり買い物の際には袋を持っていくほうがよいでしょう。

この政策のお陰で、日常生活に不便を感じている人も多く、今でも反対の声は上がっています。ですが、環境保護の立場から、賛成する人も多いので、皆さんが台湾にいらっしゃるときには、是非ご協力戴きたいと思います。

それでは、また来週

「この業界は不景気だから好景気 Part 1」

原油価格の高騰と共に、世界の各国の経済に例外なく悪影響を受けいています。
台湾も日本と同じように、全て自然資源を海外からの輸入に依存していますので、原油価格の高騰によって、もともと良いとは言えない景気が更に悪化しています。今回の長く続いている不景気の影響、そして台湾の政治環境特有の問題、つまり、独立と現状維持もしく統一派の与野党対立問題の深刻化で、国民は自分の将来に対して、深い不安感が持っています。

このような状況のもと、多く人が自分の将来について余計に知りたくなり、算命業界は、この不景気の世の中にかなり好景気となっています。

算命(スアン.ミン)というのは、占いのことです。台湾の算命は、主に、2種類があります。
それは紫微斗数と四柱推命です。
まず日本にも人気がありそうなのは、紫微斗数(ズ.ウェ.ドー.スウ)です。紫微斗数は人の生辰、つまりこの人の生年月日と誕生の時間を基づいて、人の運命を十二命宮、つまり十二種類に分けて、それぞれを代表する星を計算し、これらの星の特性から、人のそれぞれの運命を推定する方法
です。

紫微斗数の十二命宮(ミン.コン)というのは、まず最も重要な命宮です。
命宮はこの人の一生の運命の大方向を決るものです。例えば、ある人の生涯を計算した結果に、紫微が命宮にありますと、この人の一生に運はおおよそ良い方向に行けるだろうと言われています。

その他の十一命宮は、兄弟宮、これはこの人の兄弟との関係を示すものです。夫妻宮、これは夫婦関係を示すものです。
子女宮、これはこの人の子供との関係を示すものです。
財帛宮、これこの人のお金の運との関係を示すものです。
疾厄宮、これはこの人の健康状態を示すものです。
遷移宮これはこの人の人間関係の運との関係を示すものです。
朋友宮、これはこの人の友達との関係を示すものです。
事業宮、これはこの人の仕事の運との関係を示すものです。
田宅宮、これはこの人の不動産の運を示すものです。
福徳宮、これはこの人の欲望の強さや、集中力を示すものです。
最後は父母宮、これはこの人の両親との関係を示すものです。

このようになっています。

(長くなったので次回に続きます

忍者ブログ [PR]
"No Name Ninja" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.