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☆★吃素
台湾の殆どの人が仏教徒です。
日本ではお坊さんであっても普段の食事は普通の人とあまり変わりはないでしょう。台湾の場合、まずお坊さんは必ず「吃素(チー.スー)」を行わなければなりません。つまり、精進料理しか食べてはいけません。一般の仏教徒の方も吃素を行っている方も多いです。
でも吃素と呼ばれる食事の形式には、3通りあります。まずお坊さんのように毎日精進料理しか食べない人。朝食は必ず吃素の人。特の日(大体が毎月旧暦の1日と15日ですが)に吃素を行う人。この中で3番目のケースが一番多いです。
台湾の精進料理は素食(スー.ズー)といいます。これには2段階ありますが、第一段階は肉類など、動物からの食材は一切食べません。そのほか羊の乳のように、牛以外からの乳製品も食べてはいけません。野菜の中には、にんにく、にら、ねぎ類も食べてはいけません。
二段階目は卵、卵を使った食品も食べてはいけません。これはお坊さん用の精進料理で、更に厳しい純素(ツン.スー)と呼ばれています。
そうすると「食べられるのは野菜だけ?!」と思う方もいるかと思いますが、台湾には大豆で作った日本にある豆腐と湯葉はもちろん、そのほかにも豆腐類の食材がたくさんありますので、食いしん坊の方も口さびしくならないと思います。
今度台湾にいらした時には、是非食べてみてください。
☆★高いですか?安いですか?
台湾人は日本の商品にかなり興味持っています。従って、台湾では殆どの日本製の生活用品が売っています。今日は、日本製の商品が安いのか、高いのかを比べてみましょう!
台湾で一番普及している日本商品はマイルドセブンのタバコでしょうね。台湾のマイルドセブンは1箱50元です。換算すると約175円です。安いでしょう!!・・・いいえ、実は高いのです。なぜでしょう??
確かに、台湾国内での売値から、そのまま日本円換算すると、日本国内よりかなり安いのですが、台湾の物価指数考えてみると、台湾で生活している台湾人としては高いのです。台湾の公衆電話は市内電話が1元で2分ぐらいで、日本は10円ですよね。これに基づくと、台湾人が一箱50元のマイルドセブンの実感価格は日本円の175円ではなく500円です。台湾の国産ボックスタバコは25元ですので、1箱50元のマイルドセブンは、実に国産の倍ですから、高いのです。
ビールもそうですよ!日本のビールはかなり人気があります。台湾のサッポロ黒ラベルの缶ビールは40元位が定価です。日本円換算するとわずか140円!しかし、国産の缶ビールは25元ですので、ビールも倍ぐらいの値段です。やはり高いのです。
でも、日本人が台湾へ来られると、日本の半値で日本のタバコやビールが買えるのは良いですよね。
もっとありがたいのは、最近台湾の輸入ビールの競争が激しくなっていますから、日本のビールも定価割れし、かなり安い特売価格で売っています。例えば、私はサッポロ黒ラベルの缶ビールを24.8元で昨日買いました。この値段は国産ビールより安いですし、日本円を換算してもわずか87円なのです。
ですから、ビールが大好きな方は、是非台湾へいらっしゃって、どんどんビールを飲まれてはいかがでしょうか!
☆★凍頂烏龍茶
日本人同様、台湾人もお茶が好きです。
もっともポピュラーなお茶は、紅茶と烏龍茶でしょう。最近は日本ブームで日本のお茶、つまり緑茶も人気が出始めました。紅茶ならミルクティやレモンティが主流です。でもやはり台湾を代表するお茶といえば烏龍茶でしょう。
台湾の烏龍茶の中で一番有名なのは、凍頂烏龍茶でしょう。日本でも花粉症に効くお茶として、一躍有名になったようですね。
凍頂烏龍茶は台湾の中心部にある南投県の鹿谷あたりが名産の烏龍茶です。そこにある凍頂山で生産された茶葉が究極の烏龍茶といわれ、凍頂烏龍茶と名付けられ、台湾を代表する高級烏龍茶として世界に出回っています。
鹿谷は山の中腹にあり、一年中霧の日が多いので、茶葉の生産には最適といわれ、品質が高い烏龍茶葉が収穫できます。
烏龍茶は一年中出回っていますが、茶葉摘みは春と冬に二回だけで、それぞれ春茶、冬茶と呼ばれていますが、春茶のほうが品質がよいと言われています。
もし台湾で究極の烏龍茶をご堪能されたいのならば、鹿谷にある凍頂山で生産された春茶をお試し下さい。但し、生産量も少なく、100g1000元以上が当たり前で、かなりお高い上に、本物がなかなか入手できません。ご注意下さい。
☆★道路紀行
高速道路と快速道路
先週のお話の続きで、台湾の陸上交通手段を更に掘り下げてみましょう。
台湾の「国道」とは高速道路のことですので、制限速度が一般道よりも速くなっているのは当然です。最高速度は100キロがほとんどですが、トンネルが多いところでは90キロになります。
例外なのは国道4号線と8号線です。この二つは全線が高架道路となっているので、安全の為、80キロ制限となってます。しかし将来は90キロになる可能性が見込まれています。
快速道路とは、日本のバイパス道路のようなもので、交差点が少なく、自動車しか通ることはできません。一番有名なのは、「西浜快速道路」と呼ばれる台61線です。連休などで国道1号線が混雑すると回避する為、台61号線を利用する方が多いです。この快速道路は台湾の西海岸の沿岸を走っているので「西浜快速道路」と呼ばれています。
快速道路の速度制限は80キロまでですが、国道と僅か10キロの差しかありません。そして、国道は有料道路ですが、快速道路は全線無料です。これはありがたいですね。
☆★道路紀行
台湾の主な道路は、国道、省道、県道、郷道と4種類に区分され、番号がつけられています。南北に走る道路は奇数、東西に伸びる道路は偶数で呼ばれています。
国道とは、高速道路のことで、南北の1号、3号、東西の2号、4号、6号、8号、10号があります。その中の3号道路は、「国道2号」の愛称でよばれています。
南北に走る道路は奇数番号なのでは、とお思いでしょうが、この3号道路、台湾で2番目に開通した高速道路ですから、台湾では「第2高速」と呼ばれています。
省道は国道が完成する前の主要な道路のことです。一番有名なのは「台1線」で、その昔、まだ高速道路がなかったころからある台湾西部の繁華街に繋がる大きな道路です。また「台1線」は、台北から南台湾の屏東までつながる台湾最初の道路で、その歴史は400年にもなります。
最も長い道路は「台9線」で、台北から東の宜蘭まで進み、その後南に進路を変え、花蓮と台東を通り、今度は西に向きを変え屏東につながります。その全長は約479キロで東台湾では一番主要な道路です。その「台9線」が通る蘇澳から花蓮までの道は太平洋沿いにあり、懸崖の岸壁を走ります。
機会がありましたら、一度ドライブに行ってみてはいかがでしょうか。もちろん「安全運転」をお忘れなく